
何もしていなくても肩や腰には負担がかかっている
軽度・重度の差はあれ、多くの人を悩ませているのが肩こりと腰痛です。
肩こりは首の付け根から肩、背中にかけての筋肉が硬く張る状態です。それらの筋肉は起き上がっている間中、4~6キロもある頭部を支え続けている為、力を入れていなくても負担がかかっています。そのため、筋力が少ない人は肩こりになりやすくなります。ひどい場合には、痛みだけではなく吐き気や頭痛を伴う場合もあります。腰痛は、腰まわりの筋肉が張ったり何らかの原因で痛みを感じたりする状態です。腰は起きている時に上半身を支え続ける身体の土台。肩も腰も負担が大きいため、痛みが起きやすいです。
肩こりに関係する筋肉
首や背中が緊張するような姿勢が続いたりストレスを受け続けたりすると、筋肉が緊張し、血流が悪くなると肩こりにつながります。

僧帽筋→背中にある大きな筋肉。腕と共に肩甲骨を動かす。 頭半棘筋→寝違えた時にも痛む。頚後ろの筋肉。
頚板状筋→首の回転に関係する。頚後ろの筋肉。 肩甲挙筋→寝違えやすい。頚と肩甲骨をつなぐ筋肉。
棘上筋→腕を横に持ち上げる筋肉。 菱形筋→背骨と肩甲骨をつなぐ筋肉。肩甲骨を引き寄せたり離したりする。
なで肩の人や、やせ形で筋肉が少ない人は、肩こりになりやすい。
腰痛の原因の85%は不明
腰痛は85%が原因不明といわれている。はっきりするものの一つが、腰椎椎間板ヘルニアです。20~40代に多く、男性の割合が高くなっています。

ヘルニアとは、椎間板の中にある組織(髄核)が飛び出した状態です。髄核が神経を圧迫し、強い痛みを生じます。
腰痛に影響する骨盤のゆがみ
骨盤は身体の中心を支える重要な役割をする大きな骨。筋力不足や悪い姿勢などで骨盤が正常な位置を維持できていないと、腰痛を引き起こす原因となります。
骨盤が捻じれている
いつも同じほうで足を組むなどの偏った姿勢で、骨盤が左右に歪んでいる状態。負担がどちらかに偏るため、片側に腰痛が起こることが多い。
骨盤が前傾している
骨盤が前に傾き腰が反っている状態(反り腰)。腰に負担がかかり筋肉がこわばった状態が続くことで血流が悪くなり、腰痛の原因となる。
骨盤が後傾している
骨盤が後ろに傾き、猫背になっている状態。腹筋で上半身を支えられず、負担が腰に大きくかかってしまうため、腰痛の原因となる。
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