最近院内で今朝、足が攣ったという声が…多数…
そこで…足がつる原因と足りない栄養素について今回は、お話しいたしますm(__)m
足がつる主な原因
足がつる原因は完全には明らかになっていませんが、一般的にミネラルバランスの乱れや脱水が大きく関わっていると考えられています。
1.ミネラルバランスの乱れ
特に、筋肉の収縮に不可欠なナトリウム、カリウム、カルシウムとマグネシウムが足りないと、足がつるリスクが高まります。また、体内の水分と塩分のバランスを調整するナトリウムとカリウムも重要です。これらは運動や不十分な水分摂取によってそのバランスが崩れることがあります。
2.脱水
さらに、水分摂取自体も足がつることを防ぐためには必要です。夏だけでなく冬場でも意識的に水分補給をすることが大切です。特に寝ている間は水分を摂らないため、朝起きたときに足がつりやすくなります。
3.筋肉疲労
筋肉疲労、特に運動時の過剰な疲れやミネラル不足が足のつりを引き起こすことがあります。
4.熱中症
熱中症は体内のミネラルバランスを崩し、特にエアコンのない室内での過ごし方には注意が必要です。
5.糖尿病
また、糖尿病の悪化は神経障害を引き起こし、足の筋肉が正常に機能しなくなることもあります。
【足がつる時に足りないミネラル】
上記のように足がつる原因はさまざまですが、主な要因の一つは栄養素の不足です。特に以下のミネラルが関連しています。カルシウム、マグネシウム、ナトリウム、カリウムは筋肉の正常な機能に欠かせない栄養素です。
カルシウム
カルシウムは、筋肉の収縮に直接関わる重要なミネラルです。血中のカルシウム濃度が低いと、筋肉が過剰に収縮し、足がつる原因になります。また、カルシウムは神経の興奮を伝達する役割も担っているため、そのバランスが崩れると筋痙攣を引き起こしやすくなります。
マグネシウム
マグネシウムは、カルシウムと対をなして筋肉のリラックスを助ける役割を持ちます。筋肉のリラックスに必要なこのミネラルが不足すると、筋肉が適切にリラックスできず、痙攣やこむら返りを引き起こすことがあります。また、マグネシウムはカルシウムの体内での利用を調整するため、両者のバランスが重要です。
ナトリウム
ナトリウムは、体内の水分バランスと電解質のバランスを維持する役割があります。過剰な発汗や利尿作用によってナトリウムが失われると、筋肉の収縮機能に影響を及ぼし、足がつる原因になり得ます。特に暑い時期や激しい運動をした後は、ナトリウムの補給が必要になることがあります。
カリウム
カリウムは細胞内外の電解質バランスを維持することで、筋肉の正常な機能を支えます。カリウムが不足すると、筋肉の収縮とリラックスのプロセスが乱れ、足がつるなどの筋痙攣を引き起こす可能性があります。カリウムはナトリウムと密接に関連しており、両者のバランスが健康的な筋肉機能のためには重要です。
【足がつる時に足りないビタミン】
ビタミンD
ビタミンDはカルシウムの吸収を助ける役割を果たします。カルシウムが不足すると筋肉の収縮に影響を及ぼす可能性があります。したがって、ビタミンDの適切な摂取が重要です。ビタミンDは日光によっても生成されるため、適度な日光浴も考慮しましょう。
ビタミンB1(チアミン)
ビタミンB1(チアミン)は神経系の正常な機能に必要です。神経が筋肉の収縮を制御しているため、ビタミンB1の不足は足がつる原因となることがあります。ビタミンB1は豚肉、豆類、穀物などに含まれています。
次回は、詳しい食品の内容を載せますね!
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