おはようございます。
あみはりきゅう整骨院の宮井です。
お米の価格がジワジワ上がって、朝食はパン派にシフトした人も多いはず。トーストにスープ、フルーツ、そして「腸活のために」とヨーグルトをプラスする人も増えてるとのこと。
でも、ちょっと待ってください!
ヨーグルトって本当にあなたの体に合ってますか?
実は、腸活目的でヨーグルトを食べても体質によっては「お腹が張る」「むくみ」「肌がベタつく」など逆効果になることも。
今回は、ヨーグルトの意外な落とし穴と体質に合った朝食の選び方を解説していきます!
ヨーグルトが腸活に効くって本当?体質がカギ!
ヨーグルトは乳酸菌やビフィズス菌が腸内環境を整えるとして腸活の定番。でも、効果は人によってバラバラです。
東洋医学の視点では、冷たい乳製品は胃腸を冷やし、体の温かさやエネルギーである「陽気」を奪うと考えます。
そしてこれが原因で、体内に余分な水分や粘り気の「湿」が溜まって、むくみや重だるさ、肌のベタつき、下痢が起こる人も。
特に、朝の冷たいヨーグルトは、寝起きの弱った胃腸に負担をかけます。
パンとヨーグルトの組み合わせで「なんかスッキリしない」「お腹がゴロゴロする」って感じたら体質に合わないサインかも知れません。
自分の体質をチェック!舌苔がヒント
ヨーグルトが合わないかどうか見極める一つの方法として鏡で舌を見るといいです。
全体に白いベッタリした苔(舌苔)がついてるなら体内に「湿」が溜まってる可能性大。
これはヨーグルトがあなたの腸活にマイナスに働くサイン。舌苔が厚い人は、冷たい乳製品を控えて、別の腸活アイテムを考えるのが賢い選択。
他にも、朝起きて体が重い、顔や足がむくむ、肌がオイリーなのに乾燥するなどの症状がある人も要注意。
逆にヨーグルトが合うのは、舌が真っ赤で苔がなく、水を飲んでも喉の渇きが治まらない人ですね。
ヨーグルトがダメなら何食べる?
パン派におすすめプラス一品
パン派の朝食にヨーグルト以外で腸活をサポートするなら体を温める食材がおすすめ。
冷えた胃腸を優しく起こして腸内環境を整えるアイデアをいくつか紹介します。
【味噌スープで発酵パワー】
パンに合うスープとして、味噌汁をアレンジした味噌スープがイチオシ。味噌は発酵食品で、乳酸菌や酵母が腸内フローラをサポート。
具材に玉ねぎやわかめを加えれば、食物繊維もプラス。
朝の冷えた体を温めて、腸を活性化してくれます。パンとの相性もバッチリ!
【生姜入りホットドリンク】
生姜は体を温め、「湿」を排出する漢方のスター選手。
パンと一緒に、すりおろし生姜を入れたホットレモンやハーブティーを飲むと、胃腸がポカポカ。
朝の目覚めもスッキリします。砂糖よりハチミツを少量加えると、腸に優しい甘さがプラス。
ヨーグルトを食べるなら選び方が大事
「いや、ヨーグルト好きだから続けたい!」って人もいますよね。それなら、体質に合わせた選び方を意識してみてください。
まず、冷蔵庫から出したての冷たいヨーグルトは避けて、常温に戻してから食べる。これだけで胃腸への刺激が減らせます。
次に、プレーンヨーグルトを選び砂糖たっぷりのフレーバー系は控えめに。
砂糖過多は腸内環境を乱すことも。乳酸菌の種類もチェックして、自分の腸に合う株(例えばL.カゼイやビフィドバクテリウム)を選ぶと効果アップ。
もし食べて「お腹が張る」感じが続くなら、量を減らすか週2〜3回に抑えて様子を見てみてください。
朝のパン派でも腸活は自分流で!
お米高騰でパン派になったあなた、朝食は美味しくて体にいいものを選びたいですよね。
ヨーグルトは腸活の味方に見えるけど、体質によっては逆効果。
舌苔や体のサインをチェックして、「湿」が溜まりやすい人は、温かい食材や発酵食品を取り入れる。
パンとスープ、ホットドリンクで、朝からスッキリ軽やかな体を目指しましょう!
ヨーグルトに限らず、なんとなく「健康に良さそう」と思って習慣的に食べてるものが、実は不調の原因になっているパターンって意外と多いです。
自分の体と相談しながら、腸活を自分流にカスタマイズするのが一番。
あなたにぴったりの朝食で、毎日を元気にスタートしてくださいね!