ある日突然訪れる背中の激しい痛み、「ぎっくり背中」。ぎっくり腰や寝違いなら分かるけれど“背中”?と不安になったことはありませんか?ストレスが溜まりやすい環境、忙しい生活スタイル、季節の変わり目などに起きやすくなります。ぎっくり背中を誘引するきっかけは様々ですが、原因をしっかり理解した上で対処することが大切です。
ぎっくり背中とは?
ぎっくり背中は、急な背中の激しい痛みや寝違えに近い症状が起こります。
一般的にはぎっくり腰の方が、知名度が高いかもしれません。どちらもいきなり現れるであることは共通していますが、痛むエリアが異なります。
ぎっくり腰は腰部周辺ですが、ぎっくり背中は胸の真裏あたりの背部が痛みます。ぎっくり背中は呼び名であり、正式には「筋・筋膜性疼痛症候群(きん・きんまくせいとうつうしょうこうぐん)」と呼ばれるものです。
背中の筋肉や筋膜(筋肉の周りを覆っている膜)が、過度なストレスや筋肉の緊張で軽い肉離れの様な状態になってしまう症状です。
痛みのメカニズムとしては、背中の筋肉や筋膜が刺激を受けて傷つくことで炎症が起こり、動作や呼吸で胸部が動くと症状が現れます。
症状のある方はすぐに当院へ受診してください。処置をしないと、痛みが発生してから治まるまで平均すると5日から2週間かかると言われています。
聴診三角周囲を痛める事が多いので…
聴診三角は、背中の筋肉が薄くなっている部分で、呼吸音が最も明瞭に聞こえる領域です。
この三角形の領域は、僧帽筋の外側縁、肩甲骨の内側縁、広背筋の上縁によって囲まれています。
筋肉が薄いため、特に肺の音を聴診する際に最適な場所とされてます。
そこで…ギックリ背中で呼吸時痛が著明の場合は…
聴診三角部への経絡治療が有効とされてます。
聴診三角に関連する経穴(ツボ)は「譩譆(いき)」と呼ばれます。
譩譆は、背中にある重要な経穴で、主に呼吸器系の症状に対する治療に用いられます。
この経穴は、第6胸椎棘突起の下縁と同じ高さに位置し、背骨の中央から外側に約3寸の場所にあります。
呼吸困難や咳、喘鳴など、肺の異常に対する鍼灸治療に効果があるとされています。
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第一整骨院・鍼灸院
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