自律神経失調について

季節の変わり目は気温や湿度、日照時間の変化により、体が環境に順応しようとしますが、自律神経が乱れやすくなります。

この状態は「自律神経失調」と呼ばれ、様々な不調が現れることがあります。

 

自律神経の乱れによる症状

自律神経の乱れは交感神経と副交感神経のバランスが崩れた状態です。

主な症状は以下の通りです

  1. 疲労感・倦怠感:疲れが取れにくく、身体がだるいと感じやすくなります。
  2. 頭痛やめまい:血流が悪くなり、頭痛やふらつきを感じることがあります。
  3. 睡眠障害:寝つきが悪くなる、眠りが浅くなる、朝すっきり起きられないなどの睡眠の質の低下が見られます。
  4. 胃腸の不調:消化機能が乱れ、食欲不振、便秘や下痢が起こることもあります。
  5. 冷えやほてり:体温調整がうまくいかなくなり、手足が冷えたり、急に顔がほてったりします。

 

自律神経の乱れの予防策

自律神経を整えるためには、規則正しい生活が大切です。以下の予防策を意識しましょう。

  1. 睡眠のリズムを整える
    決まった時間に寝て、決まった時間に起きるようにしましょう。日中は日光を浴びると体内時計がリセットされ、夜の睡眠が深まります。
  2. バランスの取れた食事
    ビタミンB群やマグネシウムが豊富な食材(玄米、ナッツ、バナナなど)は神経の働きをサポートします。
  3. 適度な運動
    ウォーキングや軽いストレッチなど、無理のない運動を日常に取り入れることで、自律神経のバランスが整いやすくなります。
  4. ストレス管理
    趣味やリラクゼーションでストレスを和らげる工夫を。深呼吸や瞑想も効果的です。

 

自宅でできる鍼灸のセルフケア:経穴の活用

自律神経を整えるのに効果的な経穴(ツボ)を指圧やお灸で刺激すると、リラックス効果が得られます。

以下の3つが特におすすめです。

  1. 合谷(ごうこく)
    • 場所:手の甲で、親指と人差し指の骨が交わるところ。
    • 効果:緊張をほぐし、全身の血流を促します。ストレスや疲労感の軽減に効果的です。
  2. 足三里(あしさんり)
    • 場所:膝の下、すねの外側、指4本分下にあります。
    • 効果:胃腸の不調や疲労回復に効果的で、自律神経を整える働きがあります。
  3. 神門(しんもん)
    • 場所:手首の内側、小指側にあるくぼみ。
    • 効果:リラックス効果があり、不安や不眠の軽減に役立ちます。寝る前に刺激すると、よりよい眠りが得られます。

これらのツボは、1日2~3回、軽く押したり、温灸を当てたりすると良いです。

 


しらわはりきゅう整骨院

住所

東京都世田谷区松原2-26-15

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電話番号

03-3321-3317

 


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