こんな方が当院を訪れます ~首の寝違え~

30代女性 Kさん 朝起きたら首が回らない・・・とのことでした。寝違えでしょうか・・・。正式名称は「頚部捻挫(けいぶねんざ)」と言います。

寝違えは「寒い時」「疲れた時」に出やすいと言われています。

でも今は「暑い」ですし、連休中でいつもよりは疲れていないそうです。ではなぜ痛いのでしょうか。

 

Kさんは普段はパソコン作業が多く、ディスプレイをみている時間が長いです。そのような方は、顔がディスプレイの方へ知らぬ間に出ていきます。でもパソコンに顔が衝突しないように!?カラダ(背中)は後ろへ行きます。そうすると首が前後に引っ張られ「たわみ」がなくなり、首が真っ直ぐになってしまいます。これをストレートネックといいます。

偉そうに説明している私も「ど・ストレートネック」です。レントゲンをみるとストーンと真っ直ぐです。真っ直ぐな男なのです。

ご自身でストレートネックかどうかを見極める方法は、壁に背中をつけます。そして顎を軽く引きます。この時に後頭部が壁につかなければ見事に「ストレートネック」の仲間入りです!!

ストレートネックになると、周りの筋肉に負担がかかり易くなります。すると筋肉などの軟部組織が硬くなります。硬いと不意な動作で伸ばしてしまったり、寝違えなどを起こしやすくなります。頭痛や自律神経の乱れなども出てきますよ・・・。

Kさんは手技療法の後、「置き鍼」というしばらく貼っておける鍼を施しました。術後、まだ完全ではありませんでしたが、可動域は戻ったようです。早く良くなるといいのですが・・・、お大事にしてください、Kさん・・・・。

皆様も首が痛い時はぜひ一度ご相談ください。放っておくと、怖いですよ~~!!

 

「寝違え症状」 詳しくはコチラをどうぞ→→→寝違え(ねちがえ) | あみはりきゅう整骨院グループ (ami.gr.jp)