
〇はじめに
こんにちは。
東京都江東区東陽町のあみはりきゅう整骨院です。
朝晩の冷え込みも強まり、そろそろ衣替えを済ませたご家庭も多いのではないでしょうか。
夏物をしまい、冬物を引っ張り出す。当たり前のように行っているこの作業ですが、実はこの時期、衣替えをきっかけに腰を痛めて来院される患者さんが毎年一定数いらっしゃいます。
「たかが衣替えで、まさか腰を痛めるとは思わなかった」とおっしゃる患者さんが非常に多いのですが、実際には日常生活の中でも特に腰への負担が大きい動作の一つです。
今回は、衣替えの作業がなぜ腰痛を引き起こしやすいのか、そして身体に負担をかけない片付け方について書かせていただきました。
〇衣替えで腰を痛めやすい理由
①押し入れやクローゼットの奥への無理な体勢
収納ケースを引っ張り出す時、多くの方が中腰のまま身体を捻る動作をしてしまいます。
この「中腰+捻り」という組み合わせは、腰の関節や筋肉にとって最も負担の大きい動きの一つです。
特に、押し入れの奥や高い場所にある収納には、無理な姿勢で手を伸ばしがちになるため、より注意が必要です。
②衣類の入ったケースは見た目以上に重い
冬物の衣類がぎっしり詰まった収納ケースは、想像以上の重さになっています。
セーターやコート、毛布などがまとめて入ったケースは、10キロを超えることも珍しくありません。
その重さを、腰を曲げたまま持ち上げようとすることで、腰椎に大きな負荷がかかってしまいます。
③普段しない動作を、休日にまとめて行ってしまう
平日はデスクワークで座りっぱなしという方が、休日に慣れない中腰作業を長時間続けることで、筋肉や関節が急激な負担についていけず、痛みを引き起こしやすくなります。
「一気に終わらせよう」という気持ちが、かえって身体への負担を大きくしてしまうのです。
こうした無意識の動作は、片付けが終わった直後は何とも感じなくても、翌日や2〜3日後になって痛みとして現れることもあります。
〇衣替えで身体を痛めないための4つのポイント
1. 持ち上げる時は「膝」を使う
床にある収納ケースを持ち上げる時は、腰を曲げるのではなく、膝を曲げてしゃがみ、そこから脚の力を使って立ち上がるようにしてください。
腰への負担を大きく減らすことができます。
2. こまめに休憩を挟む
一気に片付けを終わらせようとせず、30分に一度は立ち上がって伸びをしたり、少し歩き回ったりする時間を作りましょう。
同じ姿勢を続けないことが、腰痛予防の大きなポイントです。
3. 収納棚の奥のものは、無理に一人で取ろうとしない
奥まった場所にあるケースを無理な体勢で引っ張り出そうとすると、身体を大きく捻ることになります。
可能であれば、踏み台を使ったり、ご家族に手伝ってもらったりすることをおすすめします。
4. 作業の前後に軽くストレッチを
作業前に腰やお尻まわりを軽くほぐしておくことで、筋肉が急な負荷に対応しやすくなります。
作業後も、腰を反らせたり丸めたりするストレッチで、こわばった筋肉をゆるめてあげましょう。
〇こんな痛め方に注意
「中腰で持ち上げた瞬間、腰にピキッとした痛みが走った」という場合は、いわゆるぎっくり腰の可能性があります。
このような場合は、無理に動かず、まずは楽な姿勢で安静にしてください。
痛みが強く、日常生活に支障が出ている場合は、早めにご相談いただくことをおすすめします。
〇実際に多いご相談
当院にも、「衣替えの最中に腰がピキッとなって、それから動けなくなった」というお電話でのご相談が、この時期になると増えてきます。
お話を伺うと、共通しているのは「重い収納ケースを腰だけで持ち上げようとした」「押し入れの高い場所に、つま先立ちで無理に手を伸ばした」というケースです。
どちらも、日頃から腰やお尻まわりの筋肉が硬くなっている方ほど、症状が強く出やすい傾向があります。
普段からデスクワークなどで座りっぱなしの姿勢が続いている方は、こうした急な動作に対応できるだけの柔軟性が失われていることが多いです。
衣替えのような季節イベントは、そうした身体の状態に気づく良いきっかけでもあります。
また、衣替えと同時に部屋の模様替えや大掃除まで一気に行おうとする方も多く、腰への負担がさらに重なってしまうケースも見られます。
一日にすべてを終わらせようとせず、数日に分けて作業することも、身体を守る上で大切な工夫の一つです。
「今日中に全部終わらせないと」という気持ちが先行してしまうと、無理な体勢を続けてしまいがちです。
午前と午後で作業場所を分ける、1部屋ずつ日をまたいで進めるなど、スケジュールに余裕を持たせることも、腰痛予防の観点ではとても有効です。
〇まとめ
今回は、衣替えの季節に多い腰痛について書かせていただきました。
毎年当たり前のように行っている作業だからこそ、油断してしまいがちです。
少しの意識で防げる怪我も多いので、今回ご紹介したポイントをぜひ参考にしてみてください。
もし腰を痛めてしまった場合は、我慢をせず、まずはお気軽にご相談くださいね。
あみはりきゅう整骨院 東陽町院
東京都江東区東陽5-31-21 川崎ビル1F
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