「手術しなければ治らない?腰椎椎間板ヘルニアについて」

〇はじめに

こんにちは。 東京都江東区東陽町のあみはりきゅう整骨院です。

「足がしびれて階段の昇り降りがつらい」
「長時間座っているとおしりが痛む」
「病院でヘルニアと診断を受けた」

今このページをご覧になっているあなたは、このようなお悩みをお持ちではないでしょうか?

足のしびれやおしりの痛みは仕事や家事などに大きく支障をきたすので、本当にお辛いですよね。
「ヘルニアと診断されるともう手術でしか治らないのかな?」と不安になられる方も多いと思います。

しかし、実際はそんなことはありません。
同じようなお悩みをお持ちの方は、ぜひ今回の記事をお読みください。

〇腰椎椎間板ヘルニアとは?

ヘルニアという言葉は非常に有名で、多くの方がご存知だと思います。
新聞や雑誌, テレビなどで目にする機会も多いのではないでしょうか。
では、実際にはどのような病態なのでしょうか?

骨と骨の間には「椎間板(ついかんばん)」というクッション材があり、その中に「髄核(ずいかく)」というゼリー状の組織があります。
日々の生活やスポーツなどでこの椎間板に負担がかかり続け、髄核が飛び出して骨の後ろを走る神経を刺激する状態を「腰椎椎間板ヘルニア」と呼びます。

〇腰椎椎間板ヘルニアの症状

一般的な症状として、腰痛やおしり、足などのしびれや痛み、感覚障害や筋力低下などがあります。
これらの症状は、ヘルニア部分が神経を刺激することによって起こります。

重篤なケースでは「排泄障害(尿や便が出にくい、漏れるなど)」が見られることがあり、この場合は病院での迅速な対応(手術など)が求められます。

〇ヘルニアは手術しなければ治らない?

ヘルニアと診断されると、多くの方はとても不安になるのではないでしょうか。
「ずっとこの痛みが続くのか」と心配になったり、手術をしなければ治らないと思ってしまう方もおられると思います。

しかし、決してそのようなことはありません。
ほとんどの腰椎椎間板ヘルニアは、3〜6ヶ月ほどでMRI上からも飛び出た部分が自然と消失します。
そのため、医療機関でも積極的に手術をすることは少なく、手術をしなければ治らないということでもありません。

手術が検討されるのは、ヘルニアの程度が強く椎間板を大きく損傷している場合や、激しい痛みやしびれなどの症状により、日常生活に著しい支障を来している場合です。

もし、ヘルニアの診断を受けてから半年以上が経過しているのに強い痛みやしびれがある場合は、ヘルニアではない「別の原因」が隠れている可能性が考えられます。

〇ヘルニアの原因

それでは、なぜヘルニアになってしまうのでしょうか?
大きな原因となるのは、やはり「背骨へ過度な負担がかかること」です。
どのような行動が背骨の負担を引き起こすのかをご紹介します。

1. 家事や仕事などでの偏った体の使い方

仕事や家事では同じ姿勢で同じような動きを反復することが多く、これが背骨への負担になります。

例えば掃除をする際には、前かがみの姿勢になって作業することが多いと思います。
前かがみになると椎間板にかかる圧力(内圧)が高まり、大きな負担となります。
この動きを長時間続けたり、何度も繰り返したりすることによって、椎間板ヘルニアを引き起こすリスクが高まります。

お風呂掃除の時に、浴槽を外から手洗いすると「前かがみをしながら身体を捻る」という状態を繰り返しますよね。
実は、この姿勢が人間の体にとって一番椎間板に負担がかかる動きなのです。
実際にこの動きが引き金となってヘルニアになってしまった患者さんも、過去にはおられました。

このような偏った体の使い方は、ヘルニアを引き起こす大きな原因の1つとなります。

2. 重いものを持つなどの負荷

重いものを持ち上げる動作も原因の1つです。
ただでさえ前かがみの姿勢は椎間板に負荷をかけますが、そこからさらに物を持ち上げる負荷が加わることにより、何倍もの負担となってしまいます。 また、あまり重量の無いものであっても、繰り返し持ち上げる動作が積み重なることで、ヘルニアを引き起こすことがあります。

3. 身体のバランスの乱れ(左右差)

身体のバランスが乱れ、左右差が生まれることも背骨への負担を強める要因です。
骨格のバランスが崩れることで腰の特定の関節にばかり負担が集中し、椎間板の許容量を超えてヘルニアを引き起こしやすくなります。
こうしたバランスの乱れによる椎間板への負担は持続的にかかるため、本人が気づかないうちに段々と症状が進行してしまうのが特徴です。

また、身体の左右差は関節だけでなく、腰周りの筋肉にも左右非対称な緊張を強いるため、筋肉の柔軟性が低下します。
それによりさらに腰への負担が増え、ヘルニアの引き金になってしまいます。

〇6ヶ月を過ぎても症状が残る原因は「左右のバランス」

自然に軽快する目安である6ヶ月を過ぎても痛みやしびれが残る場合、ヘルニアだけが原因ではない可能性が高いです。
先ほどお伝えした通り、飛び出したヘルニアの多くは自然と体に吸収されて修復に向かいます。

それなのに、半年以上経っても症状が残っている……。
その場合、根本にある「身体のバランスの乱れ(左右差)」が解決していないケースが多いのです。

左右のバランスが崩れたままだと、ヘルニアが引っ込んだ後も腰周りの筋肉や関節の片側にばかり常に大きな負担がかかり続けます。
それにより筋肉がガチガチに硬くなったり、関節に慢性的な負荷が加わったりすることで、腰痛やしびれが「ヘルニアに似た症状」として残り続けてしまうのです。

〇身体のバランス・左右差のセルフチェック

お身体のバランスの乱れは、普段の生活習慣から自分でもチェックすることができます。 以下のような項目に心当たりはありませんか?

  • 左右の肩の高さが違う

  • 仰向けに寝た時、左右の足の開き方が違う

  • 椅子に座ると、つい足を組んでしまう

  • 床に座る時、長時間あぐらをかいている

  • 立っている時、休めの姿勢のように片足に体重を乗せてしまう

  • 歩いているとスカートが回ってしまう

  • 靴底の減り方が左右で明らかに違う

これらのクセや症状がある場合、骨盤や背骨をはじめとするお身体のバランスに左右差が生じている可能性が疑われます。

ヘルニアの診断から半年以上経っても腰痛や足のしびれにお悩みの場合は、ヘルニアそのものの治療だけでなく、この「左右のバランスの乱れ」に対して適切なアプローチを受けることがとても大切です。

〇ヘルニアには鍼灸治療が効果的です

当院の鍼治療のブログの中でも書かせていただきましたが、ヘルニアによる神経痛は国が認める保険適用疾患の中に入っています。
つまり、その効果性を厚生労働省も後押ししているということです。

ヘルニア部分に鍼灸治療を行うことにより血流がよくなり、身体の免疫細胞がヘルニア除去のスピードを速めることができます。
お尻や足に痺れや痛みが出ている場合にも、ダメージを受けている神経に鍼灸治療を行うことで神経の興奮を抑え、痛みを和らげる効果もあります。

当院では、鍼灸で神経の興奮を鎮めつつ、根本的な原因である「身体の左右のバランス」を整えていくことで、お身体が本来持っている回復力を引き出す施術を行っています。

〇まとめ

今回のブログでは、腰椎椎間板ヘルニアについて書かせていただきました。

ヘルニアと聞くと「もう手術しかないのではないか」と大変な症状を思い浮かべる方も多いですが、多くの場合、時間の経過とともに自然と軽快していきます。 手術をしなければ治らないということではありませんので、まずはご安心ください。

しかしながら、長期間にわたってヘルニアのような症状が改善されない場合には、骨盤の傾きや身体の左右のバランスの乱れといった「別の原因」が別に存在している可能性もあります。

そのような時は無理に我慢をせず、専門の医療機関や当院のような整骨院へお気軽にご相談ください。 あなたの生活が少しでも早く楽になるよう、全力でお手伝いをさせていただきます。

あみはりきゅう整骨院 東陽町院
東京都江東区東陽5-31-21 川崎ビル1F
TEL 03-6458-7374

こちらからご予約を承ります。
友だち追加