こんにちは!あみはりきゅう整骨院の宮井です。
「最近、なんだか疲れやすい」「イライラやホットフラッシュが気になる」…そんな更年期の不調。
実は多くの人が抱えてるけど、なかなか口に出しにくい。当院でも相談はされることは少ないですが、きっと心の中で悩んでいる方はたくさんいるはず。
なので今回は、東洋医学の視点から更年期を紐解いていきたいと思います。
東洋医学では、更年期の不調を「血虚(けっきょ)」や「腎虚(じんきょ)」として捉えます。
「血虚」は血の不足や流れの悪さが原因で、疲れや気分のムラを引き起こします。
「腎虚」はホルモンバランスの要である「腎」のエネルギーが弱まる状態。これらを補うことで、体と心のバランスが整い、不調が和らぎます。
まず、「腎」を養う食材を意識!
「腎」は生命力の源。「鹹味(かんみ=塩気のある味)」や黒色の食材が腎をサポートするとされます。例えば…
- 海藻(わかめ、昆布、ひじき):ミネラル豊富で体を潤す。
- 貝類(あさり、しじみ):滋養強壮に最適。
- 黒ゴマ、黒豆:抗酸化作用でアンチエイジングにも。
- 肉類(特に豚肉や鶏レバー):エネルギー補給に。
次に、「血」を増やし、巡りを良くする食材を!
血流が滞ると、栄養が全身に行き渡らず、不調が悪化します。おすすめは…
- 緑黄色野菜(ほうれん草、ブロッコリー、人参):ビタミンで血を養う。
- 鉄分豊富な食材(赤身の肉、レバー、プルーン):貧血予防に。
- 納豆や豆腐:良質なタンパク質で体の土台を強化。
ただし、どんなに良い食材を摂っても、血流が悪ければ効果は半減。「気血」は動くことで巡ります!
毎日少しでも体を動かす習慣を。
- ウォーキング:10分でもOK!朝の空気を吸いながら散歩を。
- ストレッチ:肩こりや腰痛も改善し、骨も丈夫に。
- 深呼吸:デスクワークの合間に、ゆっくり息を吐いてリラックス。
「忙しくて時間がない!」という方も大丈夫。1日5分のストレッチや、夕飯に海藻サラダをプラスするだけでも違います。
小さな習慣が、5年後、10年後の健康を作ります。完璧を目指さず、自分のペースで始めてみてください。
更年期は「変化の時期」ですが、同時に「自分を大切にするチャンス」。東洋医学の知恵を活かし、食事と運動で体を整えれば、心も軽くなりますよ。
当院では更にツボを狙っておこなうはりきゅう施術、リンパ、静脈の流れをよくする頭蓋施術で、更年期の不調にアプローチいたします。一人で悩まず、ぜひ一度ご相談ください!
相談はこちらから↓