東京都の熱中症ポータルサイトより抜粋
熱中症と毎日ニュースで聞くようになり、ご自身でも気を付けてる方がほとんどだと思いますが、知識を最新にアップデートしてこの夏を乗り切りましょう!!!!!!!
熱中症対策をしよう! ~水分補給~
まず、第一に 熱中症を防ぐために、日常生活において、こまめな水分補給を心がけましょう。
①室内でも水分補給しよう
エアコンの効いた涼しい部屋にいると、空気が乾燥して知らないうちに脱水状態になることがあります。日中は、1時間に1回程度、コップ半分(約100ml)の水を飲むようにしましょう。
- ポイント
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のどが渇く前に水を飲むことを心がけましょう。
②入浴前後に水分補給しよう
入浴前に水を飲むと、入浴中の脱水を防ぐことができます。入浴後に水を飲むと、体内の水分を補い、血液が濃くなって血管が詰まりやすくなるのを防ぎます。入浴前後には、コップ一杯(約200ml)の水を飲みましょう。
- ポイント
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入浴の前と後、両方のタイミングで水を飲みましょう。
③就寝前、起床時にも水分摂取しよう
寝ている間にも汗をかいて体内の水分が失われます。就寝前と起床時には、コップ一杯(約200ml)の水を飲みましょう。
- ポイント
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枕元に水筒を置いておくのもおすすめです。
- 高齢者への声掛けポイント
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のどの渇きに気づきにくく、体内の水分保持機能が低下している高齢者の方は「かくれ脱水」に注意が必要です。毎日決まったタイミングで水分を摂取する習慣をつけるよう声をかけましょう。
熱中症対策におすすめの飲み物
◎水
◎麦茶
○ジュース
(大量に発汗した際は0.2%程度の塩分を含むスポールドリンク等の飲料を補給することが効果的です。日常的な摂取は糖分、塩分の取りすぎになりますのでご注意ください。)
△緑茶、紅茶
(カフェインには利尿作用があり、大量に飲むと尿が増えてしまいます。しかし手元に緑茶や紅茶しかないときには飲んで水分補給をしっかりしましょう。)
×お酒
(アルコールは利尿作用が強く、飲酒量以上の水分を排泄してしまいます。飲酒後は飲水量を十分に確保してください。)
熱中症対策をしよう! ~食事~
夏は暑さで食欲が落ちやすいですが、バランスの良い食事をとることで、熱中症になりにくい体を作ることが大切です。暑い夏こそ、主食(ご飯やパン)、主菜(肉や魚)、副菜(野菜)をそろえた食事を心がけましょう。
おすすめの食材
ビタミンB1
炭水化物をエネルギーに変える効果があります。
(例)豚肉、豆腐、味噌、モロヘイヤ、玄米
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ビタミンB1は水に溶けやすいため、なるべく水を使わない調理(蒸す、電子レンジを活用するなど)をする、スープなどの煮汁ごといただく料理にすると効率的です。
ビタミンC
免疫力を高めてくれます。ストレスへの抗体を作ってくれます。
(例)赤ピーマンなどのカラフルな夏野菜、じゃがいも、柑橘類、キウイフルーツ
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ビタミンCは熱に弱いため、長時間加熱しすぎないようにしましょう。
クエン酸
疲れの原因になる乳酸の発生を抑える効果があります。
(例)梅干し、酢、グレープフルーツ、レモン
- ポイント
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運動前に摂取すると効果的です。
1日3食、規則正しくしっかり食べよう
食事はエネルギーや栄養をとるだけでなく、水分や塩分を補給する役割もあります。
特に朝は忙しかったり、食欲がなかったりして朝食を抜く人もいますが、しっかり朝食を食べて、寝ている間に失った水分や塩分を補いましょう。
- ポイント
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運動前に摂取すると効果的です。
- 高齢者への声掛けポイント
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食欲がなくても、あっさりしたものだけで済ませずに、主食(ご飯やパン)、主菜(肉や魚)、副菜(野菜)をしっかりとるようにしましょう。汁物や水分の多い野菜(トマト、きゅうり、ナスなど)を取り入れて、水分補給もできるようにと声をかけるのも良いですね。
熱中症対策をしよう! ~衣服~
衣服を工夫することは、熱中症対策にとても効果的です。適切な服装を選ぶことで、涼しく快適に過ごすことができます。
熱がこもりにくい服装をしましょう
①風を通しやすい服を選びましょう
ゆったりとした服
袖口や襟ぐりが開いている服
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通気性の良い服がおすすめです。
②汗を吸ってすぐに乾く素材を選びましょう
汗を吸収してくれる「吸水性」と、吸った汗をすぐに乾かしてくれる「速乾性」に優れた素材がおすすめです。例えば、綿、麻、ポリエステルなどがあります。
③服の色も暑さに影響します
白、黄色、薄いグレーなど、熱を吸収しにくい色の服を選びましょう。
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黒、緑、青などは熱を吸収しやすく、暑さが増してしまいます。
屋外では帽子を被りましょう
①つばの広い帽子やネックガード付きの帽子をかぶりましょう
頭や首に直射日光が当たるのを防ぎます。直射日光を防ぐだけで、頭の温度が5~10℃ほど上がるのを防げると言われています。特に長時間歩く際にはネックガード付きがおすすめです。
- ポイント
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サンバイザーは頭部に直接日光が当たるので熱中症対策にはなりません。
②帽子の中にこもった熱を逃がしましょう
通気性の良い帽子を選びましょう。
- ポイント
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メッシュ、麻、麦わら帽子などがおすすめです。
30~40分おきに脱いでみましょう。日陰では帽子を被らないようにしましょう。
帽子に熱がこもったままにならないようにしましょう。
- 高齢者への声掛けポイント
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体温調節がうまくできない高齢者は、寒さを感じて厚着をしてしまうことがあります。薄手でゆったりとした服を選ぶように声をかけましょう。
今回は3つのポイントをお伝えしました。是非参考にしていただければと思います。
あみはりきゅう院・あみ整骨院
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