首や肩の痛みや腰痛などよりは訴える患者さんは少ないですが、股関節に痛みが出る患者さんも多くいます。
これらの怪我・病気に加え、股関節周囲の軟部組織(筋肉や関節包)の問題や、骨盤の位置が変位していることなどによっても痛みが出現する事があります。
上記の大腿骨頭壊死症や大腿骨頚部骨折などはすぐに病院に行って頂かなければなりませんが、変形性関節症や関節リウマチは鍼灸院・整骨院でも治療することは可能です。
☆治療
・問診・検査を行い、痛みの原因となっている軟部組織や関節を特定します。
→筋肉が原因の場合は手技療法や鍼灸治療を行い血流の改善と緊張の緩和を図ります。
→関節の動きが阻害されている場合、筋肉を緩めるのに加え関節にもアプローチを行い動きの改善を図ります。
手技療法だけでの効果が乏しい時には、鍼灸治療を併用して治療したり、運動療法を組み合わせることもあります。