骨棘

骨棘とは?

・関節付近の軟骨が摩擦や変形によりトゲ状に骨化したもので、レントゲン等でもトゲ状になっているのが確認できるものを言います。

※ちなみによく病院などで『軟骨のすり減り』と診断を受ける症状は骨棘を指すものが多いそうです。

・負荷のかかりやすい関節部位によくみられる症状で、膝や股関節、かかとに好発することがあり変形性膝関節症などはその総称になります。

骨棘になりやすい人とは…

  • 肥満→体重が多ければ関節に負担がかかります。気を付けましょう!
  • 運動不足→運動不足により筋力差が生じてしまい関節面の変形が進んでしまいます…
  • 重量物を持ち上げることが多い人→肥満同様に関節に負担がかかりやすいです。
  • 女性→男性よりも筋力が弱くホルモンの影響や遺伝的な要素があると言われています。

 

 

予防法

骨棘になりやすい人の傾向を理解することで予防もしやすくなります。

  • 適度な運動で筋力の低下を抑えて体重もコントロールする。
  • 関節に過度な負担をかけないよう気を付ける。
  • 筋肉が硬くならないよう普段からストレッチ等で身体の柔軟性をつけておく。

 

最後に

骨棘は一般的には保存療法で痛みが治まるのを待つ治療法が多いのですが、ステロイド注射や超音波、レーザーを使って治療するやり方もあります。

重要なのは骨棘に変化する前に予防することをお勧めします。

骨棘はなってしまった後だと治療にも時間がかかり、日常生活でも激痛を伴うことが多いようです。そうなる前に予防していきましょう!