ここでは、姿勢についてお話をさせて頂きます。
人の身体の背骨(脊椎)は首(頸椎)が7個、背中(胸椎)12個、腰(腰椎)5個そしてお尻をつくる骨盤とあり、積み木の様に積み重なっています。 それぞれ首(頸椎)が前弯、背中(胸椎)は後弯、腰(腰椎)は前弯していて、これ生理的弯曲といい、背骨は横から見た時にS字カーブを描いています。 このS字を描いている事で、重力に対抗するクッション作用を持っています。 この生理的弯曲がなくなり、長時間のパソコン作業などによる猫背などの悪い姿勢でいると、腰痛・肩こりをはじめとした、様々な問題が引き起こされます。 |
背骨の生理的弯曲が崩れた際に引き起こす問題や疾患
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<チェック方法>
① まずリラックスして立ってみてくだい。
② 壁に身体を真っすぐつけてみてください。
(誰かパートナーにみてもらうか写真等撮ってもらえるとチェックしやすいです。)
③ 踵、お尻、背中、頭が壁につくかチッェクしてみて下さい。
④ 腰の後ろに拳一つ分入るか、またはそれ以上入りスカスカになっていないか?
③、④を満たしていればこのようになります。 |
猫背が強い方だとこのように背中、頭がつきません。 |
腰が弯曲といって丸くなっている方は、このようにお尻しかつきません。 |
それぞれこのような姿勢になってしまう原因は、足の筋肉の前後のバランス差、骨盤の傾き、筋力の低下、背中と胸の筋肉のバランス差、普段の生活習慣、運動不足、間違ったトレーニング等によります。
まずご自身でチェックして頂いて、おかしいな?と思った方は一度、当院にご相談して頂ければと思います。