美容鍼灸(びようはりきゅう)

当てはまる方は一度ご相談ください。

 

美容鍼灸とは、近年鍼灸業界に登場した美容を目的とした新しい分野です。

美容は辞典で、「顔や身体つき、肌などを整えること、また容姿を美しくすること」とあります。鍼灸は「身体に鍼やお灸を用いて刺激を与えることで、健康増進や疾患の予防を目指す技術」のため、この美容と鍼灸が組み合わさった美容鍼灸は、その名の通り鍼や灸を使用して身体の不調を整え、健康に基づき容姿を美しくするための技術です。

 

美容鍼灸は直接的にお顔の気になる部分の皮膚・筋肉に施術することにより、しわ(ほうれい線、ひたい、目の周囲など)、吹き出物、たるみ、むくみ、くまなどの軽減、除去そしてリフトアップに高い効果をあげることができます。

肌の真皮層には、網目状にはりめぐるコラーゲンとそれを繋ぎ合わせる弾力性のあるエラスチンが、皮膚の弾力を保つために真皮内でのクッションを果たしています。

鍼を直接打つことによって、真皮層に微小な傷を与えることにより、修復再生する過程で真皮層細胞のコラーゲンやエラスチンが生成促進され、肌組織を改善していきます。

施術に使用する鍼は髪の毛程度の細さで、個人差はありますが痛みを感じない方がほとんどです。

薬やメス、化粧品を使わず体の中から改善でき、副作用もないのが美容鍼灸の長所です。

 

美容鍼灸の効果

また、顔だけでなく全身の治療と並行して行うことによって美容トラブルの根本からアプローチするこたによって、より美容効果が高まります。

シワ・たるみ

<<シワの種類>>

浅いシワ(小ジワ)

小ジワとは、真皮の浅いところまでの皮膚の陥凹のことをいいます。表皮の乾燥、摩擦、牽引、紫外線など外的要因で生じることが多く、目元など表皮の薄い場所に多く生じます。指で引っ張ると消える浅いものになります。

深いシワ(大ジワ)

大ジワは真皮の深いところまで達するシワをいいます。長年の負荷によりコラーゲンの張力が低下し、エラスチンの構造も障害されて組織の柔軟性が低下することによって生じます。引っ張っても消えないシワで、筋拘縮、短縮、筋力低下など内的な要因で生じることが多く、表情筋や保持靱帯の付着部などに生じやすくなっています。

鍼はシワの深さにある真皮層や、さらに深層の筋肉にまでアプローチすることが可能となっています。

真皮の中には繊維芽細胞と呼ばれる、美肌作りに大きく関わる細胞が点々と含まれ、コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸を作り、また古くなったコラーゲンやエラスチンの分解処理も行います。

線維芽細胞の増殖によって、ハリや弾力のあるお肌に生まれ変わります。
さらに、鍼には筋肉のコリをほぐす効果があることから、表情筋を緩めることで、さらにシワ改善の効果がアップします。

肌荒れ
真皮成分の産生によってハリのあるみずみずしいお肌になることで、乾燥肌や毛穴の目立つお肌に効果があるほか、消炎作用によって大人ニキビが改善されます。

しみ・くすみ
お肌のターンオーバーの活発化が、紫外線などが原因のメラニン色素の沈着に効果的です。

目の下のクマ
たるみによるクマ・色素沈着によるクマ・血行不良によるクマなど、それぞれのタイプのクマに効果があります。

むくみ
リンパの流れや老廃物の排出が促されることで、むくみにくくなります。

年齢とターンオーバーの周期
皮膚のターンオーバーの周期は年齢により異なります。
年齢が増えればターンオーバーの周期も長くなります。

個人差がありますが、確実に変化を感じられます。

美容鍼灸で美しくしていきます。

※美容鍼灸(びようしんきゅう or びようはりきゅう)・美容鍼(びようしん or びようばり)・美顔鍼(びがんしん or びがんばり)、それぞれ言い方・表現の仕方は様々あります。